食い倒れ通りを突き抜けよう!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。どんなに毎日おなかいっぱい食べても、飽食時代と言われてもそれでもやはりおなかは空くものです。たまには食欲のない時期もありますが、一ヶ月ずっと、ということはないでしょうし、あったらまずいので即病院にいきましょう。普通健康な人なら、視覚・嗅覚から刺激を受けて間違いなく食べたい気になる、そんな通りを今回はご紹介です。
この通りは訳すと「食べよう通り」とでもいいましょうか。名前の通りの食べ物屋さん通りで、まず生果物ジュースから始まり、ドーナツ、天ぷら、トッポキ、おでん、フルーツ、乾物(するめ等)、テジクッパッ、クックス(韓国風うどん)、のり、靴屋・服屋(特別出演)、フライドチキン屋など食べ物で埋め尽くされています。通路の両脇がすでに店なのに、その中央に屋台が並んでしまってる通りなのです。屋台によって狭められた道路を通る人は、そこを通るが故に、片手に何か飲食物を持っているのです。この通りでは歩き食いをしなければならないのかと心配になるほど。ふと気がつけばナビも片手には地図(これは南浦洞にいるときから)、片手にしぼりたてのオレンジジュースが。さらに視線は横にあるさくらんぼに釘付け。油断大敵です。
先ほどついうっかりして、生ジュースとさくらんぼとその他2~3品の物に手をだしてしまいましたが、まだまだこれからなんです、この「モクチャコルモッ」は。ここには「テジクッパッ通り」があると前述しましたが、それだけでなく、これは珍しい「まるごとフライドチキン通り」もあるんですよ。韓国らしく、食堂の外に簡単キッチンを作り、目の前で揚げたり、さばいたり。ちょっと胃もたれ気味でしたら避けたほうが賢明でしょう。逆におなかぺこりんな方は一匹10.000ウォンなので揚げたてを食べてみるのもいいかも。
次に、縦に横に伸びるこの通りで、屋根付の「西面市場」という所があるので行ってみましょう。中は薄暗く、食堂があるかと思えば靴屋があり、その横に花屋がいい香りを漂わせ、その香りは横のお肉屋さんのにおいとミックスされる、という具合です。なんでもアリ市場なのです。市場自体は広くて、でも通路はそれに比例しない狭さで入り組み、一歩進むごとにいろんなにおいが楽しめます。そんな一角にクックス(韓国風うどん)のお店が。手打ち麺がよほど美味しいのか、お客さんの後ろにはサラリーマンが並んでます。味見したいと思うナビの手にはいつのまにかドーナツが握られているのでした…。
どうです、みなさんおなかいっぱいになりましたか?え?なってないんですか?ナビはもうギブです。帰って寝るつもりです。この続きを知りたい方は一度この通りに行ってみましょう。ナビが紹介したもの以外にも、その季節によってもっと楽しめるはずですよ。