安東式のカルグクスが釜山で食べれるお店!北朝鮮黄海道式マンドゥ(餃子)も人気!
こんにちは、プサンナビです。今日は釜山で唯一、北朝鮮の黄海道式のマンドゥ(餃子)が食べれるお店として有名な「アンドングッシ」をご紹介しましょう。北朝鮮の郷土料理の一つとしてしられるマンドゥは、こぶしほどの大きさで少し辛い味付けがポイント!またこちらも人気メニューの1つである世界遺産などで知られる安東式のカルグクスもやさしい薄味が美味しいと、釜山式の味の濃い煮干ベースのスープに慣れ親しんだ釜山の人にも人気のお店になっています。観光地とはちょっと離れた場所にありますが、最寄りの地下鉄駅まで徒歩5分ほどのところにあり、隠れた名店になっています!さっそく行ってみましょう!
一軒家を改造して営業しているお店のエリアは広安里
お店がある場所は広安里エリア。観光客が訪れるビーチ側とは反対の住宅街の中にあり、カルグクスのお店!という雰囲気ではなく、一軒家を改造したお店なので一見ではわかりにくいかも。最寄りの駅は地下鉄2号線広安駅で、そこから緩い坂道を登っていくと5分ほどで到着!
先ほどもふれたように一軒家を改造したお店なので、お店のシンプルな白い看板だけが目印。玄関で靴を脱いで店内に入っていきます。店内は全て座敷になっていて、個室もありますが、仕切りのドアがなく、相席ということもあるそう。
北朝鮮式のマンドゥとは?
お店の看板メニューとなっている北朝鮮の黄海道式のマンドゥは豚肉や豆腐、野菜などが入って少しピリ辛になっている餃子。地理的に美味しいものや新鮮なものが手に入りにくいという場所柄、人々の貴重な食料として昔から伝わっている伝統料理なんだとか。こちらのお店の先代が北朝鮮の黄海道出身なので、本格的な北朝鮮の郷土料理が味わえるんです。お店ではマンドゥの入ったカルグクスや、マンドゥスープとご飯がセットになったペッパン、また鍋のマンドゥジョンゴル、純粋のマンドゥだけ出てくるメニューなど、マンドゥを楽しめる料理がいろいろあります。
安東式カルグクスとは?
先ほどもふれたように釜山式の味の濃いスープとは違い、すっきりと透明のスープが安東式となっています。味も透明度の高いスープと同じく薄い味になり、とても上品な味わい!でも物足りないというお客さんも中にはいらっしゃるそう。ですが、一緒に出てくる味の濃いキムチやカクトゥギと一緒に食べることでその美味しさが引き立ち、何度も食べたくなる味になっています。スープは40種類の野菜やお肉、魚を使いゆっくりと何度も濾しながら作られるとか。
スジェビもオススメ!
麺ではなく、同じスープにマンドゥも入ったスジェビ(日本のすいとんのようなもの。小麦粉をしっかりと練っているということで歯ごたえがしっかりあるにもかかわらず、食べた瞬間に柔らかさが口の中で広がります。個人的にはカルグクスよりもスジェビのほうがスープの美味しさと絡んだ味を楽しめるような気がします!
自分の好みでタレを調節
カルグクスやスジェビと一緒に出てくるのが特製ヤンニョム(タレ)。醤油ベースの味付けのタレをスープに加えていただきます。醤油が見えないほどネギとニラが入っていて、ニンニクやコチュカル(唐辛子の粉)も混ぜてあるオリジナルタレ。コレを少し加えると風味のあるスープに変身します!
いかがでしたか?観光客にはちょっと行き難い場所にはありますが、釜山でもここだけしか食べられないメニューもあるので、グルメの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?お昼時になるとたくさんのお客さん店はいっぱいになります。また、お店の方もとても親切なので、韓国語ができなくてもやさしくサービスをしてくれますヨ。以上、麺好きは足を運ぶ価値ありの店「アンドグッシ」からプサンナビがお送りしました。