金海の観光地前にひっそりと建つ伝統茶屋さん!
こんにちは、プサンナビです。今日は釜山から日帰り旅行を楽しめる伽耶の古都・金海(キメ)市に位置する伝統茶屋「プクソリ」をご紹介します。釜山から軽電鉄が開通し、個人旅行でも金海へアクセスしやすくなり、たくさんの観光客が訪れている金海。その中でも金海に行ったら必ず立ち寄るという観光名所、「首露王陵は伽耶の建国者でもある首露王のお墓。「プクソリ」はこの王陵の目の前にひっそりと立っています。プクソリといって「あれ?」どこかで聞いた事がある!と思った方はかなりのナビ通!実は、数年前まで釜山の西面に「プクソリ」という同じ名前で伝統茶屋を経営していた社長さんが金海にお引越しして、こちらで伝統茶屋を再開したんですって。ではさっそく、行ってみましょう!
金海市までは釜山市内から軽電鉄でアクセス!
冒頭でもふれたように、釜山のお隣りの金海には開通したての軽電鉄を使うと釜山市内から1時間ほどでアクセス可能!金海空港駅を通り過ぎ、金海市へ入っていくとすぐ!日本でも放映されたチソン主演の「キムスロ」の撮影地にもなり(2012年3月現在撮影地のテーマパークが建設中!)、日本とも繋がりの深かった鉄の国「伽耶」の歴史に触れることができる古都になっています。お店の場所は首露王陵の入口から徒歩1分ほどのところ。軽電鉄の最寄り駅、首露王陵駅から徒歩10分のところに位置しているので、初めての方でも分かりやすく迷うことなく、お店にアクセスできますヨ!
西面のプクソリ雰囲気そのままへ
西面の繁華街に位置していたときもその繁華街を感じさせない店舗の雰囲気が人気だった「プクソリ」。社長さんでもあり、すべての伝統茶も手作りしているというおばあさんが1つ1つ丁寧に考えて雰囲気作り、お茶作りをしています。王陵を見て伽耶の古都を感じながら、そのままの幻想の中でゆっくりとできる、そんな雰囲気!店内は1階にテーブル席、2階にはお座席となっていて、オススメは2階席からの眺め。王陵の脇にある韓国伝統家屋を見渡しながらお茶を飲める景色が最高です!
昔から伝わる手法で丹精込めて作る伝統茶
お茶が大好きで大好きで、このお茶の素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらいたいとお店を始めたというこちらの社長さんは、韓国のお母さんといった印象。お客さんの健康状態に合わせて、最適のお茶を作ってくれます。お店を始める前からお茶が好きで、さまざまな茶葉を集めたり、伝統茶も昔ながらに伝わる伝統方式で作ったりしながら次第に趣味の域を超え、現在に至ったそう。ナビが取材に訪れたときも、緑茶を入れてくれた後、緑茶が入った急須の中に梅の花を入れてくれながら、「季節の香りを感じながらお茶って楽しめるのよ!」とステキな笑顔で春の香りを漂わせるお茶を入れてくれました。
シッケがこちら
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デザートはしょうがのお菓子。こちらも手作りで冷え性に効果的なんだとか!
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食事処としての利用も!
伝統茶屋ですが周りに食堂が少ないこともあり、お客さんの要望もあって食事のメニューが2つあります。1つはビビンパッ、もう1つはヨンヤンジュッ(栄養粥)。化学調味料を使用せず、自然の味付けで美味しさを出しており、すが、ナビも食べてみてびっくり、とても深い味付けで印象に残る美味しさ!
「プクソリ」の味を求めて、わざわざ釜山から通ってくるお客さんもいるほど!金海へ観光にきたついでにお店に立ち寄って見てくださいね。ステキなおばあさんが出迎えてくれますよ!以上、金海の「プクソリ」からプサンナビがお送りしました。