釜山でおいしい海産物のひとつ、アナゴ料理をご紹介しましょう!機張にある人気店に遠方からもお客さんが訪れます~
こんにちは!プサンナビです。みなさん、アナゴというとお寿司や焼きアナゴを思い浮かべると思いますが、韓国では焼きアナゴにして食べるんですよ!主に、塩焼きと甘辛いタレをからめたものの二種類がありますが、炭火に焼いて食べると風味が格別!そこで今回は、機張にあるレストラン、「トンオジッ」をご紹介しましょう!機張の中心地から離れた場所にありますが、知る人ぞ知るレストランなのだそう!さて、どんなお味なんでしょうか~?さっそくお邪魔してみましょう!
立派な外観のお店!
場所は機張(キジャン)の海辺から少し内側に入ったところ!印象は、周りに何もないので少し寂し気ですが、少し歩くと海なので、食後に海をお散歩するのもいいですね!この辺りのレストランはほとんどお刺身専門店で、ランチタイムからお客さんが訪れています。海雲台からは車で20分ぐらいの距離で、観光地のど真ん中の海雲台よりは少しお安く食べられるので、人気なのだそう。機張の海沿いには新しくオープンしたカフェもたくさんあるので、お茶も楽しめちゃいますよ!
天井からの換気扇が韓国らしいですね!
店内はすべてテーブル席で、お店に入ると天井から吊るされた換気扇が目に入ります。アナゴ専門店だけあり、壁にはアナゴの効能について書いてあります。疲労回復や美肌効果、免疫力アップなどに加えて血管や胃腸を強くし、脳にまでいいとのこと!さらに、あらゆる更年期障害にも効能があるということで、まるで薬膳料理といった感じですね!また、レジには招き猫の飾りや無料で飲めるコーヒーマシンがあり、食後の少し甘いコーヒーも味わってみてくださいね!
豪快に盛られたお刺身!
まずは刺身の盛り合わせを注文!白身と赤身が半々ぐらいで、身は程よい歯ごたえ!韓国のお刺身専門店はほとんどが活魚。新鮮さが重視され、歯ごたえも弾力のある方が好まれる傾向があります。ですので、魚をさばく時間が結構かかりますので、注文してから20分ぐらいはお待ちください。とのこと。韓国式のお刺身の食べ方は、このように大皿で出されてみんなで食べます。しょうゆにつけたり、チョジャンと呼ばれるコチュジャンにお酢を混ぜたようなソースにつけて食べるんですよ!そしてやはりサンチュとエゴマの葉は欠かせませんね!
二つの味が楽しめる焼きアナゴ!
そしてメインの焼きアナゴですが、豪快にさばかれたアナゴが出され、網の上でお店の方が丁寧に焼いてくれます。骨が色々な部位についているので、ハサミで丁寧に切り取って、表面が少しこんがりするまで焼きます。ほんのり塩味とふっくらとした身がとってもおいしいんですよ!そしてもうひとつの味付けもオススメ!網の上で焼いてから、甘辛いタレにつけてアルミホイルの上で少し温める程度に置きます。これぞ韓国式の食べ方!と思える味ですよ!
いかがでしたか?刺身の豪快な食べ方やアナゴのぶつ切りが登場するなど、衝撃を受けたのではないでしょうか?刺身や焼きアナゴなどを食べてからは、シメとしてメウンタンという魚のガラを入れて煮たスープを食べます。名前のとおり、「辛いスープ」なのですが、山椒の香りで魚の臭みを取ってくれていて、見た目よりスッキリした味のスープです。このメウンタンを注文すると、ミッパンチャンと呼ばれる基本的なおかずも出てくるんですよ!以上、「トンオジッ」からプサンナビがお送りしました。