韓国八景「月見の丘」
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国八景に数えられるほどの釜山の名所と言えば、タルマジギル(月見の丘)。その景色の美しさからデートコースやドライブコースにも人気のスポットとして知られています。韓国お決まりの結婚アルバムの撮影地もここタルマジギルがダントツで人気なんだとか。今日は、その絶景を誇るタルマジギルをクローズアップして、詳しくリポートしたいと思います。
緩やかな8キロの道海雲台(ヘウンデ)の東海岸沿いに小高い丘があります。そこが、タルマジギルです。緩やかな坂道の入り口には、タルマジギルの入り口と知らせる大きな看板があります。桜並木と松林に囲まれた緩やかな坂道が約8キロ続くこのタルマジゴゲは、15つのカーブがあることから、またの名を「15曲道」とも呼ばれているんだとか。
韓国八景
韓国八景に指定されているタルマジギルからの景色は言わずと知れた絶景。坂道のところどころからは青い海と白い砂のコントラストが素敵な海雲台ビーチや五六島、広安大橋がきれいに見渡せます。昼の景色も良いですが、月明かりが顔を出す夜の景色も最高で、特に広安大橋のライトアップと月明かりの光景は声も出ないほどの美しさなんだとか。また、桜並木が桜色に染まる季節に行けば、より一層きれいな景色が楽しめるでしょう。
オシャレなカフェ&バー
景色が最高~♪のドライブコースになっていることから、若い子がたくさん訪れるタルマジギル。そのためか周辺には、オシャレなバーやカフェがたくさんあり、お散歩やドライブの途中の休憩にもってこいなんです。この美しい景色を眺めながら、センスの良いカフェなんかでお茶なんて、ちょっといけてますよねぇ ♪また、バーやカフェの他にも、この景色に魅了された詩人や画家のギャラリーもたくさんあり、センスの良い建物がタルマジギルには集まっています。美しい景色とオシャレなカフェで、普段では味わえないマダムな気分に浸ってみるのも楽しみ方の一つではないでしょうかぁ?!
海月亭(ヘウォルジョン)
坂道のちょうど中間地点には、海月亭と呼ばれている、最も日の出と月の入りがきれいにみられる場所があります。周りには駐車場やベンチなど整備されていて、タルマジギルの休憩所的存在になっています。
「タルマジドンサン」という石碑があります。1983年7月に建てられた石碑で、石碑の後ろ側には韓国の有名な詩人、李光洙(リ・グァンス)さんの「海雲台にて」という詩が刻まれています。
また、タルマジギルでは、毎年タルマジフェスティバルが開催されています。花火大会やゲストの公演などが行われます。今年(2004年)は9月に開催予定だそうです。2003年のタルマジフェスティバルの記事がありますので、参考にしてみてください。
釜山市は今年(2004年)、20億ウォンの投資をして、タルマジギルの歩道整備や夜間照明を設置すると発表しました。現在、タルマジギルに行くと道先で工事をしているのを見かけます。来年の始めごろには、新しく生まれ変わったタルマジギルが楽しめるはずです!!以上、プサンナビがお伝えしました。