釜山文化会館

プサンムンファフェグァン부산문화회관

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釜山の総合文化公演 毎週土曜日には伝統公演が無料で観覧できます!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。ソウルにはコリアハウス、NANATAなどをはじめとして、韓国的な雰囲気を味わえる文化公演がいくつかありますが、釜山には定期的に行われる公演がそれほどないのが悲しい現実。でも、実は釜山市民の文化広場、釜山文化会館でとてもお得な公演が行われているというではないですか。そこで、今日は、釜山文化会館を訪問して参りました。
釜山市立博物館のすぐ隣にある、釜山文化会館は、1988年の大劇場のオープン以後、音楽、舞踊、演劇などの公演芸術はもちろん、映画、展示会、国際会議などができる施設をかねそろえた総合文化空間として釜山市民に愛されています。
釜山文化会館の入り口の階段を上っていくと、公園に到着します。その向かいに3つの建物が建っていて、中央が大劇場、左側にあるのが中劇場、右側が小劇場となっています。その他にも、展示室、野外舞台、音楽資料室、音楽鑑賞室、宴会場などの施設があります。
大劇場
1068席
中劇場
886席
小劇場
249席
韓国伝統舞踊・伝統音楽 土曜常設無料公演
この文化会館の公演の中で、外国人旅行者にうれしいのが、この土曜常設公演。この常設公演は、韓国文化の伝承、普及を目的に1992年から始まったもので、小劇場で毎週土曜日の午後4時から約1時間、韓国の伝統舞踊または伝統音楽を無料で鑑賞することができます
注:基本的には毎週土曜日に行われますが、特別な場合行われない週もあります。

無料チケット(招待状)配布先
この公演は無料ではありますが、招待状としてのチケットが必要です。招待状は以下の場所のカウンターにて配布しているので、事前に招待状をもらい、会場に行くようにしましょう。
南浦洞(ナンポドン):文友堂(ムンウダン)書店
西面(ソミョン):トンボ書店、ヨンガン図書

「市立舞踊団」による伝統舞踊
小鼓を鳴らしながら軽快に踊る「ソゴチュム」、扇を使った華麗な舞「プチェチュム」、など昔から伝わる韓国の宮中舞踊、民俗舞踊、儀式舞踊、そして現代的な要素が入った創作舞踊の中から全部で6種類の演目を鑑賞することができます。
※演目は毎回変わります。
「市立国楽管弦楽団」による伝統音楽
テグム(管楽器)、日本の琴に似ているカヤ琴、コムンゴの演奏を含んだ宮中音楽、サムノリ、民謡などの民族音楽の中から6種類の演目が準備されています。
※演目は毎回変わります。
注:週により、伝統舞踊もしくは伝統音楽、どちらかの公演が行われます。

釜山市立舞踊団、市立国楽管弦楽団による公演なので内容のレベルの高さは確実ですし、間近で見ることができるという点でもかなり魅力です。ただし、席数がそれほど多くないので、場合によっては早く行かないと良い席がないということもあります。そして、一番つらいのは見学をしに来る学生たちのうるささです。どう見ても学校の強制で来たとしか思われない学生たちが多く(いつもでないでしょうが)、とにかく彼らのマナーが悪い。おかげで、観覧ムードが損なわれてしまうことも。無料だということで目をつぶるしかないようです。

多様なプログラム
土曜常設公演の他にも、市立国楽管弦楽団の定期演奏会、韓国のピアニスト、バイオリニストの演奏会、演劇などを多様なプログラムが準備されています。どのチケットも南浦洞の文友堂(ムンウダン)書店にて購入可能です。
釜山文化会館は観光客にはあまりなじみのない地下鉄2号線、大淵(デヨン)駅に位置しています。エリアで言うと、広安里(カンアンリ)エリアに一番近いここはロッテホテル、ロッテ百貨店のある西面(ソミョン)駅から地下鉄で約15分ほどのところ。文化会館のすぐ近くには釜山市立博物館、UN公園もあるので、それらの施設を文化会館とセットで訪れれば、有意義な時間を過ごせることができるでしょう。以上、プサンナビがお伝えしました。

記事登録日:2003-03-28

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スポット登録日:2003-03-28

スポット更新日:2012-02-01

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