石南寺

ソッナムサ석남사

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慶南アルプスの麓にある韓国国内でもっとも大規模の尼寺の宗立特別禅院

こんにちは、プサンナビです。今日は、釜山から約1時間ほど北に向かう慶南アルプスの麓にある韓国国内最大規模の尼寺として知られる石南寺(ソッナムサ)をご紹介していきたいと思います。日本人観光客が個人では行き難い場所にありますが、釜山から市外バスに乗り、お隣の彦陽(オニャン)市で石南寺いきのバスに乗り換え約20分ほどで到着します。尼寺として有名なお寺だけでなく、自然あふれる慶南アルプスの自然を感じながらお寺を散策でき、また、慶南アルプスの山の一つ、加智山(カジサン)への登山コースの入り口にもなっているお寺です。

釜山から約1時間強の加智山の入り口

お寺があるのは、釜山から車で1時間強のところの加智山の麓付近にあります。韓国内でも観光地の一つとして、また登山客がたくさん訪れることから、お寺の入り口まで来るバスや駐車場が充実しています。お寺を囲んでいる山々の景色、自然を感じながら、お寺めぐりしたい・・・そんな方にお勧めできる石南寺です。

韓国最大の尼寺

韓国内には、尼寺の数が少なく、その中でも一番の規模を誇るのが、こちらの石南寺。寺名の命名は、 加智山、石眼山という山の南側に位置するところからつけられたといわれています。西暦824年に道義国師という方が創建し、1592年の朝鮮出兵・文禄の役で焼失に愛、1674年朝鮮王朝の際に、再度立てられたお寺になっています。現在は、全棟30からなり、文化財として指定されている3層石塔、水槽などが保存されている。
入り口からは散歩道のような感じで、右側に川が流れています。正門からお寺の本道までは徒歩10分ほど緩やかな坂道を上がっていきます。
高くない塀に囲まれたように立っているお寺の周りを竹やぶが囲います。塀の間にある階段を登ると、すぐに本堂が見えてきます。
●3層石塔
2層の基壇の上に立てられた三層構造の石塔。元々は、本堂の大雄殿の前にありましたが、1973年に現在の場所に移されました。高さは2.5mと小規模ですが、新羅時代の一般的な様式を伺える文化財として指定されている石塔になっています。
●鐘
大きな鐘が本堂前に保存されています。こちらで手を合わせる方もいました。
尼寺ということもあり、若い方から年齢の高い方までお寺にいらっしゃる方はほとんどが女性でした。現在でも、寺院内には、棟を建設中でした。
お寺へは入場料を支払って入ります。寺院の正門のすぐ右脇の小屋に払うようになります。大人1700W,青少年1300W,7歳までの子供1000Wになっています。(2010年2月現在)
韓国国内には、たくさんのお寺がありますが、こちらの石南寺は最大規模の尼寺ということで、興味深いお寺でもあります。また、登山コースの入り口にもなっているので、たくさんの登山客も訪れる場所になっていますよ。釜山に何度も足を箱でいて、日帰りで近場に行きたい!なんて方は、ぜひこちらのお寺に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2010-02-25

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-02-25

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