まだまだディープな市場の雰囲気が残る地元密着型市場!
こんにちは、プサンナビです。年々都市化が進み、日本の街とあんまり変わらなくなってきた?釜山。え?釜山ってもっと下町のような昔の雰囲気がある街じゃなかったの?なんて思った方も多いのではないでしょうか?確かにビルが増え続け、オシャレなお店もあちこちに。そんな釜山の街も魅力的だけど、やっぱりディープな韓国の雰囲気を楽しみたい!という方も多いはず。そこで今日はディープな雰囲気がまだまだ残る地元密着型の市場、東莱市場をご紹介しましょう。こちらは日本語で呼び込みされたり、外国人慣れしている市場とは全然違います!それでは、さっそく東莱市場を探検しにいこう~^^
東莱エリアにある市場!最寄り駅はスアン駅!
市場の名前にもなっているように東莱市場(トンネシジャン)は釜山の北部、東莱エリアにあります。地下鉄1号線トンネ駅も徒歩圏ですが、一番近い最寄り駅は地下鉄4号線のスアン(寿安)駅。徒歩で約5分ほどで市場の入口に到着します。スアン駅から市場までもたくさんのお店でにぎわっているので飽きることなく、いつの間にか市場に到着~!
メイン通りから路地に入っていくと東莱市場の大きな建物がありますが、市場自体のビルの周りにもたくさんの屋台や小さいお店がズラリと並び、そのあたりを含めて一帯が東莱市場と呼ばれています。
実はこちらの市場、釜山で最初にできた公設市場なんです。文献では朝鮮時代の1700年ごろから市場があるそうですが、実際はもっと昔からあったとも言われています。最初は釜山の海の幸を多く扱う市場だったのですが、現在の場所に移動した1937年ごろからは農産物中心の市場に変身!今では釜山っ子の間でバンチャンシジャン(おかずの市場)なんて言われていたりもします。また市場の周りには釜山の歴史に触れることができる東莱府東軒や東莱郷校、福泉博物館などの観光スポットももあるので、セットで観光するのもオススメです。
東莱市場の特徴は??
■市場の周りの通りのほうが栄えている?!
先ほどもふれましたが、市場のビルまで続く通りも名物の1つ!地元の人は市場のビルではなくてもこの通りだけで買い物はOK!おいう人も多いほど。衣料品のお店、豚足のお店、お餅のお店などついつい足をとめてしまうお店もいっぱい。また、歩いているだけで今どんな野菜や果物が旬なのかもわかったりするのも市場歩きの醍醐味!お腹も減ってきちゃいます。
■昔の名残り、海産を扱うお店も多し!
市場のビルの中の半分を占めるのは生のお魚などを扱うお店!観光客には買えないなぁ・・・ということはなく、こちらでお刺身にしてもらって市場内のお店で食べることも可能^^。場所代やヤンニョム代(御醤油など)は1人3000~5000ウォンくらい払うのが相場だとか。こんなディープな場所で釜山のお刺身を食べてみてはいかがでしょうか?
■おかずブッフェの食堂が名物!
市場のビルに入って食堂が多いなぁ~と思われた方も多いはず。お店のカウンターにはずらーとたくさんのおかずが並んだお店が多いけれど、実はココ、おかずを好きなだけ食べられるブッフェ式の食堂。お一人様からでも食事ができ、お店ごとのお母さんの味が楽しむことができ、しかも市場価格だからお値段もマル◎!ぜひ一度お試しください~^^。定食(おかず食べ放題)の値段の相場はだいたい5000ウォン程度のお店が多いです。
■安いカルグクスも名物!カルグクス1つが2500ウォン?今どきこの価格で?!と驚いてしまうほど安いカルグクス。量も多いし、味も悪くない!とわざわざこのカルグクスを食べにくる釜山っ子も多いとか。カルグクスメインのお店だけで4~5店舗ほどあります。
いかがでしたか?まだまだディープさも残っていて、地元釜山の人が日常の生活で利用する雰囲気が十分感じられる地元密着の市場!観光地ではないけれど、素朴な釜山の暮らしや生活を見たい~という方は足を延ばしてみる価値はあると思います。歩いているだけでつい食べたくなっちゃう誘惑の市場でもあるので、お腹を空かせてから行かれることをオススメします^^。以上、東莱市場からプサンナビがお送りしました。