釜山自由卸売市場

プサンチャユトメシジャン

閉店・移転、情報の修正などの報告

華麗な造花と新鮮な生花、自然から学んだディスプレイの美学

アンニョンハセヨ、プサンナビです。今ナビが立っている場所は、現代デパートの向かい側、平和市場の並びにある卸売市場の前です。こちらは生活用品を扱う市場ですが、特に花と靴類が充実しています。小売店主は言うまでもなく、一般客にも卸売価格で販売していて、誰にでもお望みのアイテムがお手頃価格で購入可能。食堂街がある地下1階から地上5階までの1万坪余りのフロアに、大小合わせて1千軒余りのお店が入居しています。
各売場に独自の香りがある。
1階の靴卸売店街へ入ると、沢山の靴がずらっと並んでいます。とにかくどこを見ても靴ばかり。そしてゴムの独特の匂い。あらためて靴売り場に来ているのを実感します。換気が悪いのか、それともそれ以上に沢山の靴がひしめいているためなのか、よくわかりませんが(うう、ゴムの臭いに酔いそう・・・)、とりあえず少しだけは見学したんで(おいおい)、とにかくこの迷路のような通路を通ってこの場所を離れたいと思います。次は食器卸売店街です。
さてさて、やって来ました食器卸売店街。驚くべきことは、ここは靴と同じフロアにあるにも関わらずゴムの匂いが全くしてこないこと^^;。パーティー用のお皿がぎっしりと積まれている光景は、とても豊かに見えます。2人用の圧力釜が可愛い~。
広くて複雑で迷路のような構造は直進で解決!
2階は、寝具や衣類を販売する卸売店街で、新しい布の匂いに満ちています。皮革製品も多いですが、何といってもアヒルの羽毛製品は、寒い冬を乗り切るには打ってつけのアイテム。ふと、さっき目に付いたセーターがあった場所を思い出して戻って見ましたが、見つけるまでには苦労しました。1階で靴売場から食器売場への移動も容易ではありませんでした。もともと通路が迷路のようになっていることと、さらに頭がボーっとさせるゴムの匂いが迷いに拍車をかけているかのようです。一応床に出入口の表示がなされていますが、あまり役に立たないかも。そんなわけで、迷わず見て回ろうと思ったら常に方向を意識しておくのが良いかも。ナビの場合、ひたすら一方向に進んでいたら結果的に1周してしまいました。しかし、とにかく出発点へ戻って帰って来ようと、出発した方向へひたすら直進したらなんとかこの商品の密林から脱出することに成功しました。
お花畑で迎えるクリスマス!!
釜山自由卸売市場でもっとも目を引くのは何かと言えば、なんといっても3階です。ここの卸売市場のメインは花き売場街です。この3階を一言で言うと、まるで「お花畑」。生花の香りに包まれながら歩いていくと、今度は華麗な造花が目に飛び込んできます。そして美しい鑑賞樹の数々は、造花の鮮やかな色彩で少し疲れた目を癒してくれるかのようです。庭園をそのまま移したような売場は、心に安らかにしてくれますし、家庭やカフェなどを飾るディスプレイ小物はとっても可愛らしくて心がうきうきしてしまいます。
時計も可愛くて、ここにはナビの大好きなビートルズの写真まで飾ってあります!
あら、ここはどこ?まるでもうクリスマスになったかのよう。雪をかぶったもみの木の下に可愛いサンタさんたち並んでいて、トナカイがソリの前で待っています。いよいよ出発でしょうか。なんだか、冬が足早に近づいてくるような気がします。クリスマスパーティーが盛大に開かれているお城のように豊かで楽しい雰囲気。ここを通り過ぎていく人々たちの表情も幸せそうで、ナビもついつい頬が緩んでしまいます。
迷路のような通路をぐるぐる回ってしまうかもしれませんが、ここ釜山自由卸売市場を見て回るのは本当に楽しいと思います。とにかく3階のお花畑は一見の価値あり。そして、市価より2~3割は安い価格で、生花、造花、花かごや装飾用の小物などを購入することが出来るため、楽しさUPです。花畑で感じる一足早いクリスマスの風景・・・。心はすっかりクリスマス気分になってしまったプサンナビがお伝えしました。
品目
1階 靴・被服部、食器、その他生活用品
2階 衣類全品目、婚礼用品、その他の雑貨
3階 生花、造花、花輪、装飾用小物

記事登録日:2002-12-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-12-05

スポット更新日:2012-01-04

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