高級ホテル宿泊にグルメに観光！釜山を思う存分満喫してきました！
こんにちは！てんちゃんです。高速鉄道ＫＴＸが誕生してからもうすぐ２年が経とうとしています。これまでてんちゃんも何度か利用してきましたが、このＫＴＸ、相当便利で快適です！！旅好きな方の中には、「そんなに人生急いで何をする～のんびり鈍行列車の旅もいいものヨ。」っとおっしゃる方もいるでしょうが、仕事などで時間に追われる現代人とっては、この乗車時間の短縮、ＫＴＸの誕生はとてもとてもありがたいですよね。さて今回は木浦・内蔵山に続いて３回目のＫＴＸの旅、行き先は「釜山」！マイナーな地方によく旅するてんちゃんですが、実はまだ韓国第２の都市と呼ばれる釜山をゆ～っくり旅したことがありませんでした（幼い頃に行ったけど、あまり記憶にない）。今回はお気軽プサン旅行コース＆体験記をお送りしたいと思います。次の旅の参考にしてみてくださいネ。それではさっそく行って見よ！
＜１泊２日てんちゃんのプサンの旅のスケジュールプラン＞
１日目
ソウル駅⇒（ＫＴＸ）⇒釜山駅⇒（地下鉄）⇒龍頭山公園⇒（徒歩）⇒チャガルチ市場⇒（徒歩）⇒PIFF広場⇒（徒歩）⇒国際市場⇒（地下鉄）⇒海雲台⇒ホテルチェックイン「パラダイス釜山ホテル」
２日目
海雲台散策⇒（タクシー）⇒釜山駅⇒ソウル駅
ＫＴＸで釜山へＧＯ！
さぁ～さっそくＫＴＸに乗って釜山に向けて出発！朝、ソウル駅発のＫＴＸに乗車。ほんのリ薄暗いソウル駅では出勤？！出張？！に急ぐサラリーマンの姿がちらほら。改札を出て見渡せる駅のホームは、まさに近代ソウルを象徴するかのような景色が広がっています。電車内では、車窓からの風景を見たり、備え付けの雑誌を見たり、持ってきたパンや缶コーヒーを飲み食いしたり、眠ったり～。あっという間に到着３分ほど前のアナウンスが鳴り響き下車の準備へ。約３時間後、港町「釜山」へ到着です！
定番観光名所、釜山タワーがある龍頭山公園！
龍頭山（ヨンドゥサン）公園は釜山タワーのある釜山の定番観光名所。東京にいったら東京タワー、ソウルでといえばソウルタワー、パリといえばエッフェル塔にのぼるように、釜山に来たら釜山市内を一望できる釜山タワーに上らないわけにはいきません！南浦洞駅（釜山駅から２つ目）から徒歩約５分のところに龍頭山公園につながるエスカレーターがあり、これに乗って公園へ～。公園から見える景色は、山と釜山の海がミックスした素晴らしいもの！広々とした公園の中心には韓国の英雄、李舜臣将軍の銅像、花時計、タワーなどがあります。神戸出身のてんちゃんは、この花時計を見て、神戸市庁前にある花時計を思い出し、ひとり懐かしい気分に～。ソウルのタプコル公園のように、おじいちゃま方と鳩たちがたくさんいらっしゃる？！のに驚きっ。
タワーへはエレベーターに乗ってのぼります。料金は大人3000ウォン、青少年2500ウォン、子供2000ウォン。タワー内にはてんちゃんだけでなく、西洋の外人さんもたくさん観光に訪れていました。さすが釜山一の観光地！展望台からは坂の多い釜山の地形がよく見渡せました。また釜山もソウルに負けず劣らず高層アパートがかなりたくさん建設されているようすも。
活気あふれる釜山の台所「チャガルチ市場」！
海鮮好きてんちゃんが前から行ってみたかったチャガルチ市場。龍頭山公園からは先ほどのエスカレーターの横にある階段を下って７～８分で到着。チャガルチ市場は韓国で一番有名な水産市場。海辺に長～く広がる市場はとっても活気があって驚き！ここのところ鷺梁津水産市場づいている（秋から５回も行っちゃいました^^；）てんちゃんとしては、初めて訪れる釜山の水産市場がとても新鮮に感じられます！違いといえば、鷺梁津は市場や食堂全体が建物中にすっぽりと入っているのに対し、チャガルチは半分半分といった感じ。中央に建物が建っていて、その中でヒラメやタイ、そして貝類にエビ、カニ、アワビといった海鮮が中心に売られています。外ではハマチのような大きな魚やお家で煮たり焼いたりして食べる海鮮を中心に販売。この活気づいた市場の雰囲気は本当に楽しい！！お天気の良い日には太陽の光を浴びながら、外の売り場をのんびり散策すると良いですよ。
★にょきにょきコムジャンオに挑戦！
チャガルチ市場を歩いているとにょろにょろヘビのようなウナギのような魚？！を料理するお店を発見。聞くと、これがあの釜山名物コムジャンオだとか！コムジャンオは日本語でヌタウナギ。今まで食べた人から、生臭いという噂を聞いてはいたんですが、美味しそうな香りと、美味しそうな見た目につられ、チャレンジしてみることに！お邪魔したお店は「ナンヒャン」。この通りにあるお店では、活きコムジャンオのみを使用し、オーダーと共に生簀から取り出し料理してくれるので新鮮！皮をはぎ、ぶつ切りにされたコムジャンを唐辛子とニンニクの薬味と炒めて完成。
味？！いやぁ～これはめちゃ美味しい！！軟骨のようなコリコリ感が少しあり、身も締まってるぅ～～。とても淡白な身に、ピリッと辛いコチュジャンソースがピッタリ。最後にご飯に海苔、ごま油を入れてポックンパッ（炒飯）にしてくれます。このご飯も文句なしの味！食後にもう少し市場をぶらぶら～。
釜山映画のメッカ！PIFF広場！
市場のすぐ近くにあるPIFF広場。チャガルチ市場から徒歩で約５分のところに広場が広がり、たくさんの人々で賑わっています。PIFF広場といえば釜山映画祭のメイン会場。テレビやナビ記事で何度も見たけれど、実際にこうして訪れるのは初めて。ウワサどおりストリートには多くの大物スターのハンドプリントが地面に展示されています。日本の北野武監督のハンドプリントもこの通り！「ビートたけし」とサインしているのがいいなぁ～！あと驚いたのは露店の多さ！！干したタコやイカ、とうもろこしにトッポッキ、焼き栗など種類も豊富でソウルの屋台メニューとほぼ同じ。あっちからもこっちからもぷ～～んといい香りが漂う～～。デザートに大好きなホットッを食べてみることに。
★マーガリンで焼き上げた香ばしホットッ！
いやぁ～驚いたことにソウルのホットッとは違い、なんとマーガリンで焼く？！いや揚げた？！ホットッ。香りが違いますネ。ソウルのよりもこの方がてんちゃん的には気に入った！あと気づいたのは、ソウルの場合は列を作って順番に出来上がったホットッをもらってくけど、釜山は列はなく団子状態。でもお店の人はだいたいの順位を覚えていて、ぱっぱぱっぱと配ってくれるんです。場所が違うとこういったルールみたいなものも違いますね。^^ホットッを食べながら再び広場＆南浦洞の街をお散歩。コリアブランドの洋服店やコスメ店が並んでウィンドーショッピング。
釜山の南大門市場？！国際市場！
南浦洞から歩いているうちに着いてしまう「国際市場」。昔々、この国際市場を訪れた記憶があります。周りの景色を見て、な～んとなく思い出しました。ここでは衣類やバッグ、革製品、韓服、時計などソウルの南大門市場で売っているような商品を取り扱っているよう。中央部分は碁盤の目のようになっていて、南大門よりはすっきりしている感じ。海苔やアクセサリーなどを販売するお店では、店員さんが一生懸命日本語でてんちゃんを呼び込み～。残念ながら海苔を買う予定はなかったので、お店に立ち寄ることはありませんでしたが^^。この市場で買ったものは、母のシャツを一枚、そしてバッグを買いました。もちろん価格は値切ってお買い上げ～。いい買い物ができました。^^
国際市場の中にもモクチャコルモッ（食い倒れ通り）があります。道の真ん中で地面にかがんで食べものを売る姿を昔見たとき、文化の違いをしみじみ感じたものでした。今ではこの姿が人情深く、面白く感じるほど。売っているメニューはチュンムキンパッやチャプチェといったもの。手作りチックでとても美味しそうだったけど、間食に食べたいメニューがあったので、ココは我慢！さて、そのメニューって？！
★スルスル～釜山名物ミルミョンに挑戦！
はい！そのメニューとはミルミョン！南浦洞にある「ハルメカヤミルミョン」にお邪魔しました。ミルミョンは小麦粉で作った冷麺のような麺料理。釜山ナビの記事をいつも見ながら美味しそうだなぁ～と思っていたんですよね～。コムジャンオもホットッも食べてお腹いっぱい、でもミルミョンも食べるゾ！黄色く染まった麺と錦糸玉子のトッピングが目でも楽しめるミルミョン。聞くところによると、ミルミョンには漢方が入っているとのこと。漢方はちょっと苦手なのですが、意外にこれはＯＫ！日本の中華麺に似た麺とさっぱりスープはあっという間にサラサラサラ～胃袋に～。おいしいわ、これ！残すどころか、スープまで飲み干したてんちゃんでありました。（大食い？！）
豪華リゾートホテル「パラダイスホテル釜山」のある海雲台！
今回はちょっとリッチに海雲台にある「パラダイス釜山ホテル」に宿泊！南浦洞からは地下鉄１号線に乗って西面駅まで行き、そこで２号線に乗り換えて海雲台駅へ。時間にすると約１時間くらい。ソウルの地下鉄より少し小ぶりな感じの釜山の地下鉄。海雲台駅からホテルまでは約１０分の徒歩の道です。ホテルに向かう途中に「元祖ハルメクッパ」という店を発見。あ～～ここは！聞いたことあるなぁ～（興味津々）。明日の朝食はここで決まりだぁ～と呟きながらホテルに無事到着～。ホテルは海雲台ビーチ沿いの一等地に建ち、特１級ホテルらしい高級感が漂ってます。絵画のように広がる素晴らしいオーシャンビューの部屋に案内されて大満足。極楽じゃぁ～～！この後ちょっくらお部屋で休憩タイム。近くにあるコンビニでお菓子やドリンクを買い込んで夕食までのんびり～。ちなみに、ここ「パラダイスホテル釜山」には免税店や外国人専用カジノ、露天風呂などの施設があります。残念ながらてんちゃんが訪れたときは本館工事中ということで露天風呂には入れず残念～。
★高級フグ料理店でフグ三昧！
海雲台といえば海！海といえば魚！！ということで魚料理の中でもフグの美味しい店へ行くことに！！そのお店とは「クムスボックッ」。ホテルから徒歩で約５分のところにあります。このお店のある通りには他にも数件のフグ料理店がありましたが、「クムスボックッ」のみが大繁盛。チープなお手軽フグ料理を扱う１階と、コースや豪華一品料理を扱う２階フロアに分かれています。今回は２階フロアでお食事することに。ちなみにこの２階フロアでは、クォン･サンウやペ･ヨンジュンといった韓流スターたちも食事を楽しんだとか。さてこの日オーダーした料理は、フグの刺身（てっさ）・フグの唐揚げ・フグのポッサム・フグちりの４品。どれも活きのいいフグを使っているから新鮮！締まった身の味といったらもう最高～！
「パラダイスカジノ」で一儲け？！
先ほども少し触れましたが、このホテルには外国人専用カジノもあります！残念ながらてんちゃんはぜ～んぜんルールを知らないので、雰囲気を見がてら立ち寄ってみることに。中では真剣に？！ゲームを楽しんでいるおじ様＆おば様で賑わっています。見よう見真似でテーブルに座ってそれらしきポーズなんてとってみました（笑）。このホール内を見ているとドラマ「オールイン」や、ず～～いぶん昔のドラマ「モレシゲ（砂時計）」などが思い出されました（知ってます？「モレシゲ」？！）。カジノにあるカフェエリアではジュースやコーヒーが無料サービス。朝はソウル、夜は海雲台。きれいな夜景を見ながらお部屋でビールを一杯飲んで就寝、おやすみなさぁ～い。^^
韓国一のリゾートビーチ「海雲台」を満喫！！
★チープなのに激ウマ！朝食にピッタリ、ソコギクッパ！
一日の始まりは美味しい朝食から！場所はホテルに向かう途中にチェックした「元祖ハルメクッパ」。元々あったお店の隣りの隣りに、新館ができていました。ソコギクッパ（牛肉クッパ）は、牛肉のカルビと野菜から出たエキスが染み出たスープとご飯を混ぜたもの。味はまさに韓国の家庭の味。おまけに2500ウォンという激安価格もいいなぁ～。ナビ事務所の近くにこんな店があったら毎日通っちゃいますね。セレクト大成功。
※ちなみにパラダイスホテルには豪華朝食ブッフェもあり！２泊する場合はこのブッフェにも挑戦してみてくださいネ。^^
釜山というより韓国全土で１番と言われるビーチリゾート「海雲台ビーチ」。ホテルとビーチはつながっているので移動もスグ。夏にはこの砂浜が黄色いパラソルで埋め尽くされるとか。キレイな海を横目に、ずぅ～と浜辺を右手に歩いていくと「釜山ウェスティン朝鮮ホテル」があり、そのサイドには岩場があります。この岩場には階段があり、その奥には人魚の銅像があるとか。そこからとても素晴らしい海の景色を眺めることができますョ。
でも、その岩場に行くには１つ難関？！が･･･。階段の途中には元気いっぱいパワー全開のアジメ（オバちゃま）たちがいらっしゃり、お餅や焼き栗などを販売されております。「きれいな景色を背景に写真を撮ってあげるよ！サービス！サービス！」と笑顔で接近。撮っていただくのは良いのですが、その後、やはりお餅や栗を買わなくちゃいけない雰囲気に陥ります。食べたい方は全～くかまわないのですが、食べたくも欲しくもないのに買わされた！な～んていう気持ちになる恐れのある人は、サービス写真は遠慮し、すぅ～～と通り過ぎちゃいましょう。てんちゃんはお餅を買いましたが、今となっては釜山のアジメとの会話を楽しめた良い？！思い出、エピソードになった気がします。良し良し！^^再び浜辺でのんびり～。ホテルのカフェで海を眺めながらのティータイムもいいですね。
★海雲台といえば新鮮な刺身！たらふく食べてソウルの帰路へ～。
海雲台ビーチ周辺にはたっくさんのお刺身店が並んでいますが、今回お邪魔したのはビーチ沿いに建つ「ソウルフェッチッ」。活きた魚を水槽から取り出し、その場でおろしてくれます。それは新鮮なはず。今日は赤鯛をいただきます。ビーチの見えるお座敷で待っていると、次から次へと付きだしのおかずが運ばれてきます。相変わらず韓国刺身店の付きだしの量はすごい！これがメインじゃないの？！というような海鮮の盛り合わせやサンマの塩焼き、とうもろこしやキノコの鉄板焼き、貝のスープやチヂミなど～。鯛はもちろん身が締まり、こりこり。自然な甘味もありおいしかったぁ。
刺身を食べた後にいただく、魚のアラを使ったメウンタンがこれまたすごくおいしかったぁ～。ご馳走様でした。^^
タクシーに乗って広安大橋を渡り、釜山駅方面へ。大きな吊り橋状の広安大橋。神戸と大阪を結ぶ湾岸線？に乗った気分で快適快適！駅までは約３０分。ちなみに広安大橋を利用すると通行代として1000ウォン加算されます。
いやぁ～本当にグルメに観光にと充実した旅でした～。コムジャンオのあの旨さ！釜山タワーからのあの景観！国際市場でのショッピング！海雲台のフグのあの食感！海雲台ビーチでのアジメたちとの出会い！どれもこれも忘れられませ～ん。この旅でてんちゃんは釜山が大好きになりました！^^次回韓国にいらっしゃる皆さん、ぜひ少し余裕をもった３泊４日や４泊５日の旅計画を立ててみてください！この日程なら釜山とソウルの２都市を周遊する韓国旅行となり、旅の楽しみもきっと倍増すると思いますヨ。次回、今や世界のビッグイベント化した「釜山映画祭」で盛り上がる釜山に訪れてみたいですネ～。！以上、釜山グルメがもう恋しい、食いしん坊てんちゃんがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日：2006-02-27
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