写真でみる秋夕商戦 in 釜山!【2006年】

今年の秋夕は大型連休!民族移動の前にはもちろんソンムルセット(贈り物セット)商戦が釜山の街のあちこちで!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。夏が終わりあっという間に秋夕連休の時期になりました。今年は、例年よりも少し遅い10月の5~7日が秋夕ですが、10月3日も韓国は祝日なので、今週1週間お休み!なんていう会社も多いんです。ということで、すでに連休の真っ只中?!といっていいほど、街にはたくさんの人で賑わい、恒例のソンムルセット売り場や市場は本当に不景気なんて言葉が不似合いなほどの活気!!ソンムルセットって何?という方のために、簡単に説明すると、日頃お世話になった方や両親などに一年のお礼を兼ねて送る品物のこと。日本でいうお中元と考えればわかりやすいかと思います。ということで、そんな活気溢れる秋夕前の釜山の街の様子を写真に収めてきましたので、尾紹介しましょう~!
秋夕とは?
写真を見る前に、秋夕について、ちょっと触れておくことにしましょう。陰暦8月15日(2006年は、10月6日)の日を秋夕とし、新しい穀物の収穫を祝いながら、先祖と神に感謝の儀式を行う日で、日本でいうお盆にあたります。秋夕の日の前日と次の日も合わせた3連休が国民の祝日になっていて、その時期には国民の半数以上が故郷や田舎に帰省し、秋夕を家族や親戚と共に過ごします。秋夕には親戚などが一同に集ったり、先祖を祭るための特別な料理を作るため、嫁の仕事が増える日として、お嫁さんが最も嫌う日でもあるんですよ。
大型ディスカウントショップ「ホームプラス」の様子は・・・?

売り場の半分がソンムルセット売り場に?!というくらい、お店をあげてのソンムルセット商戦をしているという感じ。売り場のスタッフも雰囲気を出すため、韓服(ハンボッ)を気ながら売り込みをしていました。一方お客さんの方もかなーり真剣なまなざしで、一つ一つ品物を比較しながら選んでいて、まさに韓国の文化なんだなぁ~と感じてしまいました。
本当に驚くほど、様々な商品がそろっていて、高級なものは数十万ウォンもするカルビセットなどや高麗人参セットなどなどがあるかと思うと、庶民向けには10,000ウォン以下の生活用品などがあったり本当に多種多様なものが。中には、靴下のセットやパジャマのセット、化粧品のセットなんていうのもあります。また、ここ数年のウェルビーンブーム(健康ブーム)で、オリーブオイルや健康食品セットなんていうのも見かけました。
ソンムルセットだけでなく、秋夕のときに親戚一同が集まる際に着る韓服も子供用から大人用までかなり安い値段で売っていましたよ。お土産に是非!という方は、この時期を狙ってスーパーに行ってみるのもいいかもしれませんよ!
秋夕のお供え物を作る際に使う道具類も特設売り場で販売されていました。韓国人でも忘れてしまったり、難しいといわれるお供え物の並べ方の順番も、丁寧に説明付きで書いてあるあたりが面白いなぁーと思ったナビ。
釜山の台所釜田市場の様子は?
普段、ナビもこの市場を時々利用するんですが、いつもの倍、いや数倍以上?!まっすぐ歩くことさえ難しい~ほど人の多さに驚いてしまいました。本当に皆さん、秋夕連休中に食べるものやお供え物を作る材料を買い込みに着ているようで、両手一杯に持ちきれないほど、買い物されている方がほとんどでした。もちろん、お客さんだけでなく、商人たちも書入れ時ということで、大きい声を出しながら売り込みます!「こっちのほうが安いよ!おまけしておくよ!新鮮だよ!」といいながら、通りすぎていく人の腕をつかんで、店の前で立ち止ませたり、とちょっと強引ではありますが、すごい売り込み。ちょっとびっくりしてしまいますが、韓国の活気あるれる市場を生で見たい!という方は、この時期に合わせていかれてみてください。きっと普段よりも数倍、面白い市場風景を見ることができると思いますよ!
手だけでにとどまらず、頭に上に荷物を抱えて買い物をする人もたくさん!
ある店の前に招き猫が!と思ったら、その下には生きた大きな亀が・・・。買い物に忙しいお客さんもこの光景には足を止めて見入ってました・・・。不思議な光景です。
いかがでしたでしょうか?明日からいよいよ秋夕連休。日本も週末は3連休のお休みで、この時期にあわせて釜山入りをされる方も多いと思いますが、韓国内での移動や目的の場所が休日になっていないかなどをしっかり事前に確かめて、行かれて見てくださいね。以上、プサンナビがおおくりしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-10-04

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