日本でも公開!釜山の国際市場が舞台の映画「国際市場で逢いましょう」の釜山のロケ地を一気ご紹介!
☆日本公式ポスター
こんにちは、プサンナビです。毎年10月に開催される釜山国際映画祭をはじめ、街を挙げて映画の街を作っていこう!という雰囲気のある釜山。釜山では映画を上映する映画祭だけではなく、映画の撮影やロケなど映画制作の協力にも力を入れ、お手伝いしています。だから街を歩いていると何か撮影している~なんてことも。だから釜山で撮影された韓国映画やドラマ、CFも数多く、どこかで見た街並みだなぁ~なんて思っていたら「あっ釜山のあそこだ!」なんていうこともしばしば。今日は日本人でもおなじみの釜山の有名観光スポットが映画のタイトルになった韓国映画「国際映画で逢いましょう(韓国でも題名は「国際市場(クッチェシジャン)」の日本公開に合わせ、映画に登場する釜山市内の撮影地を紹介していきたいと思います!韓国では2014年に公開され、歴代2位の1400万人を動員したこちらの映画、日本でもかなり注目されているとか!さっそく見ていきましょう~
「国際市場で逢いましょう」5月16日から全国ロードショー!
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・タイトル:『国際市場で逢いましょう』
・公開日:5月16日(土)
・公開場所:”ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか、全国順次ロードショー
釜山の観光地として知られる「国際市場」がタイトルにあるように、釜山を舞台に繰り広げられるお話。もちろん、映画の中では釜山の訛りが登場したり、釜山だとわかる場所でロケもかなり行われているので、映画を見るだけで釜山に行ったような気持ちになれるかも^^
■どんな映画なの?
釜山で暮らす老いた主人公、ドクスの回想から始まる。朝鮮戦争時の混乱の中、父と、そして妹のマクスンと自分の失敗で離ればなれになった少年ドクス。母と幼い弟妹と共に避難民として釜山の国際市場の、叔母が経営する店に身をよせる。 成長したドクスは父の代わりに家計を支えるため、西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行き、またベトナム戦争時にはベトナムで働き、幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。家族のために、いつも必死に笑顔で激動の時代を生き抜いてきたドクス。叔母から引き継いだお店をドクスを守ることができるのか?また生き別れの妹とは再会出来るのか?国際市場を舞台に朝鮮戦争の避難、貧しかった時代、ドイツへの労働者&看護婦の派遣、ベトナム戦争、南北離散家族など、韓国の現代史における重要な歴史のトピックが、ひとりの男の生涯を通して描かれる、韓国版フォレスト・ガンプのような映画。また昔懐かしい家族団らんの姿や、失われつつある家族の絆が韓国でも感動を呼んだ作品。また著名な人物がさりげなく出てきたり、実際の人気歌手を若手の韓流スター歌手が演じているのも注目です。
■映画の予告編はこちら!
釜山観光しながらロケ地巡り!
それでは、映画に出てきた撮影地をまわってみよう!
■国際市場
映画のタイトルにあるだけに登場回数も多い国際市場。国際市場の中には映画にも登場するドクスのお店「コッブインネ」は現在も市場にあります。映画の垂れ幕などもあり、韓国人の旅行者も訪れる有名な場所に。
■BIFF広場&釜山劇場
映画の冒頭、喧嘩をしているときの背景がこちら。釜山ツーの方は見ただけでどこだかわかったのではか?随所に釜山が出てきます!
■チャガルチ市場
現在のビルになったチャガルチ市場ではなく、砂利道(チャガルチ)の脇にあった頃の市場の様子が登場。海洋大学に受かったと喜びながら走る場面!昔ながらの風景を残すところを歩いてみるといい思い出になりそう!
■釜山タワー&龍頭山公園
ドクス(ファン・ジョンミン)が妻のヨンジャ(キム・ユンジン)と寄り添ってベンチに座ったり、当時の風景の一部として登場。今も昔も変わらない釜山タワー。釜山旅行に来たら、必ず立ち寄ってくださいね!
いかがでしたか?この映画のメガホンをとった監督は、実は海雲台を舞台の映画「海雲台(邦題:TSUNAMI)の監督。もちろん監督の出身は釜山!「当時の一般の人々の様子を描くなら市場、そして釜山の市場の中ではやはり国際市場」とインタビューで監督が話していた通り、当時の釜山の様子、そして韓国の現代史を映画を通して垣間見ることができます。また朝鮮戦争の避難のシーンは興南撤収作戦の実話がベースで、アメリカで公開された時、当時の作戦にかかわったアメリカの元軍人も映画を鑑賞したとか。皆さんも釜山を舞台にした映画を、そして韓国の現代史にふれる映画を、ある家族の話を是非見てくださいね!また映画を見たら映画の舞台となった是非釜山にお越しください!以上、プサンナビがお送りしました。