モクチャコルモッリターンズ、パワフルなアジュンマに負けるな!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山の町で偶然であった日本人の観光客の方にご協力いただくコーナー第2弾です。
こちらが今日の主人公のお二人です。お友達同士で、広島からいらっしゃったそうです。
どこで会ったかというと釜山の観光スポット南浦洞のPIFF広場。どうやら、道に迷っていたようです。彼女たちが目指していたのは釜山の大型市場、国際市場の中の食べ物通り、モクチャコルモッ。モクチャコルモッを目指すなんて「なかなか通やわ」と思いつつナビも彼女たちに同行。
なんと、釜山リピーター目的地に行くまでにミニインタビュー開始。お二人は、広島からお越しですが、福岡で船に乗って、釜山に入港したとのことです。やっぱり釜山の強みは船で来られるという点ですよね。なんと、彼女たちは以前に一度、プサンに来たことのある釜山リピーターだったんです。さすがモクチャコルモッを目指してるだけはありました。うん?リピーターなのになんで道に迷ってたん?まあリピーターといってもまだ2回目、迷うことだってあるのさということで、そこらへんはさらっと流して、2回も来てしまった釜山の魅力を聞いてみましょう。
Q 釜山の魅力は?
A とても近いし、そしてとても安いものがいっぱいあること。
Q 何がよかったですか?
A アカスリが気持ちよかったです。釜山の雰囲気もすごくいいです。
やっぱり韓国の魅力は物価の安さ、そしてごしごしアカスリ。我らが釜山のメリットはなんと行ってもその近さ。
モクチャコルモッで韓国の味を
さて、モクチャコルモッ到着。お店がたくさんある中で、彼女たちが選んだお店はこのおばちゃんのお店。多くのおばちゃんの中からこのおばちゃんの店を選んだはなんでかな?
「前に来たときにもこのおばちゃんのお店で食べたんです。一緒に写真をとったので覚えてるんです」
釜山リピーターである上に、モクチャコルモッリピーターでもあったんですね。どうやら前回もここで食べて、その雰囲気と味が忘れられずまた来たくなったようです。ところが残念なことにこのおばちゃんのお店では彼女たちが食べたがっていたパジョンが売り切れてしまっていました。ということでお隣のお店に。
おばちゃんに負けるな!!
お隣のお店のおばちゃんのかなりの豪快さに彼女たちは少しおされ気味。ナビは「おばちゃんの言いなりになって、食べたくないものまで注文したらあかんよ、あかんよ」と心の中で思いながら見守ってました。でも彼女たちはパジョン2人分、プラスギョウザを2人分を勧めようとするおばちゃんを見事に制止し、パジョン2人分、ギョウザ1人分のみを注文。よし、よし、よし、おばちゃんに負けんとようやった。皆さんも彼女たちを見習ってください。
でも、韓国の1人分はかなりのボリューム。「多くないんかなあ」と心配していたナビ。お店のおばちゃんも日本人が少食だという知識があったのか、「全部食べられんのかねえ」と心配気味。(さんざん勧めておいたくせにいまさら何でやねん)ついついナビも「全部食べられますか?」と聞いてしまいました。すると返事は「大丈夫です」。その言葉どおり、おいしそうに、きれいに食べていました。おばちゃんも「わあ、全部食べたね」と満足気。全部で6,000ウォンのお食事でした。
では、食事の感想を聞いてみましょう。
Q : どうでしかた?
A : おいしかったです。
Q : お店があまりきれいじゃないですけど、気になりませんか?
A : でも、ここでしかできない経験だし、ここでしかできない経験なので大丈夫です。
なんともうれしい返事です。そうそう。旅行の楽しみは行った先でしかできないことを経験することにあるのです。確かに、汚いと思えばそれまでかもしれないけど、このモクチャコルモッの雰囲気は、日本では味わえない、ここでしか味わえないもの。それが日本人を引き寄せて、リピーターを生み出してしまうのでしょう。どうですか?皆さんも、彼女たちのように韓国リピーター、いや、釜山リピーターになってみませんか?以上、プサンナビがお伝えしました。
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2002-06-28