ナビ母、『冬のソナタ』釜山ロケ地の旅!

ナビ、釜山で親孝行をする~ナビ母と一緒に『冬のソナタ』の撮影地「外島」に行っちゃいました!

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。皆さん、釜山でこんにちはシリーズを覚えてますか?釜山に旅行に来たお客さんを捕まえて?!勝手に旅行を追跡してしまうシリーズ!!約一年ぶりの釜山でこんにちはですが、今回はなんと、恥ずかしながらナビ母の登場です!!
はるばる日本から娘会いたさで釜山にきてくれたんだと思っていたナビだったんですが、、、実はナビ母の来韓の目的は、今、日本で大ブレーク中の『冬のソナタ』(ギョウルヘヨンガ)の撮影地へ行ってみたいということで、わざわざ釜山へ来たんだとか、、トホホ。と言うことで釜山での観光もそこそこに今回は、釜山から日帰りで行ける冬のソナタ撮影地にナビ母と一緒に行ってきました。

冬のソナタの撮影地というと、タッカルビで知られている春川(チュンチョン)が有名ですが、実は釜山近郊にも撮影地があるんですよ!!ご存じでした?釜山から船で約1時間のところに巨済島(コジェド)という済州島(ジェジュド)の次に韓国内で大きい島があります。その島から20分ほど船で行った所に浮かぶ外島(ウェド)が、その撮影地なんです。
外島とは?
巨済島沖合に浮かぶ島の一つで、閑麗海上国立公園・海上文化施設に指定される島々の中にあります。外島は韓国内では唯一の個人所有の島で、所有者のイ・チャンホ、チェ・ホスク夫妻によって、1969年から開発された島です。イ・チャンホさんが、この外島に釣りで訪れたことがきっかけで、この島に魅了され、自分の手で楽園のような島にしたいということから、島を購入したのが始まり。岩だらけの島を現在のような亜熱帯植物が生い茂る島に創りあげた、夫婦のロマンも素晴らしく、島の見どことの一つ。一般客の島の滞在時間は1時間30分と決められていて、巨済島からのツアーを利用することによって、外島を見学することができます。冬のソナタでは、こちらの外島が最終回に登場します。最後の最後でペ・ヨンジュンとチェ・ジウが再会する場所が外島でした。

釜山から船でもアクセス可能なんですが、今回はナビ旦那の運転する車で、まずは外島行きの船がでている巨済島を目指します。釜山から南海高速道路に乗り、金海(キムヘ)、昌原(チャオン)を通過し、西馬山(ソマサン)で、高速道路を降ります。ここからは、国道14号線に沿って、ずっと南下して行くと、巨済島まで行けます。途中、統営市(トンニョンシ)あたりから、海が見えはじめます。
釜山から車で、2時間30分で巨済島と朝鮮半島を結ぶ橋を過ぎました。あと20分くらいでフェリー乗り場に到着!!

ナビ: お母さん、あと20分くらいで着くから、降りる準備してよ~。
ナビ母: は~い!でもその前に、一つだけ頼み事があるんだけど、、、。
ナビ: 何?
: 冬のソナタの主題歌を聴きたいな~と思って!!
ナビ: なんで? 
: 撮影地に行く前に、冬のソナタの世界に入っておきたいじゃんっ!! 
ナビ: ガビ~ン!!(*_*)

歌が流れて~♪
: あと何分くらい?
ナビ: そこから船に乗るから、外島に着くまではあと1時間くらいかかるよ。
: 早く行かなくちゃ!!
ナビ: なんで?
: だって、ペ・ヨンジュンが待ってるんだもん~!!!
ナビ: 、、、、、、、。

うわさには聞いていたけど、本当に日本のナビ母世代は冬のソナタに夢中なんですねぇ。ナビ母の異常なまでの好奇心にナビはすっかり疲れてしまいましたが、親孝行だと思って頑張っちゃいました!!でも、50代の母がこんなになるとは、、トホホ。

巨済島から外島へ行く遊覧船が出ている港は全部で6つあります。今回は、国道14号線を下ってきて一番最初に出てきた長承浦(チャンスンポ)という港から外島へ向かうことにしました。ナビ達が利用した長承浦には、釜山からの往復船が出ている長承浦旅客ターミナルもあるので、釜山から船で来る方にもこちらの港で遊覧船を利用するには便利ですね。

遊覧船乗り場にはすでにお客さんで一杯!こんなに寒い季節だからお客さんはナビ達だけだろうと思っていたのでビックリ。遊覧船乗り場の脇で遊覧船切符を購入し、船の時間まで港を散歩しました。ナビ母はというと、一人冬のソナタの世界に入ってしまい、もう何を言っても浮かれてしまってます。本当に、おかあさ~ん!!しっかり~!!という感じ。
案外、遊覧船代(外島入場料を含めて19,600ウォン)が高いので驚きましたが、出発してみてその高さに納得。景色のすばらしさ、自然のすばらしさに感動しましたよ!!遊覧船のツアーは、外島と海金剛(ヘグンガン)を回って合計3時間のツアー。3時間の中には外島滞在時間の1時間30分が含まれているので、ちょうど良い船旅かな~と感じました。

いざ出発~!!船の名前はホームラン号。なんだか怪しい名前ですが、この船が案内してくれます。船は大体100人乗りくらいで、操縦士と案内をしてくれるおじさんの2人が乗船してくれます。
船が出発するとすぐに、なまりのきついアジョシ(おじさん)がおもしろおかしく説明をしてくれます。それからツアー客の印にバッチを一人一人渡してくれます。これは、他の港から来るツアー客と区別するために必ず服につけておくらしいです。
そうこうしているうちに、海金剛(ヘグムガン)に到着。海金剛とは、韓国名勝2号に指定されている場所。海から岩山が突き出ていることから、金剛山とも呼ばれているところで、十字洞窟や獅子岩や夫婦岩があり、天候がよければ狭い洞窟の中に侵入してくれます。幸いナビ達が行った日は天候が良く、その狭い十字洞窟に入ることができました。
この後、今日の目的地の外島へ。外島の船着き場に到着すると何時にまでに帰ってきてくださ~い。とおじさんが教えてくれるので、それまでの間だ、ゆっくり韓国のパラダイスアイランドを堪能できました。
島内はコースに従って進むと一周できるようになっているので、迷うことはないはず。道の回りには、世界中から取り寄せたと言われる珍しい熱帯植物があり、この寒さとのミスマッチに妙に笑ってしまうナビでしたが、春や夏に来ると花々が咲き乱れてもっと素敵な場所なんだろうな~と思いました。歩き進むと、あちらこちらに冬のソナタの撮影地が出てきます。そのたびに、ナビはカメラマンと化し、ナビ母の注文通りにバシャバシャと写真を撮って行きました。
外島の中でも最も有名な2大撮影場所といえば、やはりココでしょう!!
ペ・ヨンジュンがこの家の前に座って物思いにふけるシーン。
チェ・ジウがペ・ヨンジュンの姿を探しているシーン。天国の階段と名付けられている長い階段でしたよ。
ご存じの方も多いでしょう!!ナビもしっかり写真を撮って来ましたよ!ナビ母も当然と女優になったようにポーズを取っていました。。。
それにしても、この外島はどこをみても景色が最高で、韓国にいることを忘れてしまいそうになるほどでした。韓国というより地中海の街をテーマにしているようで、まさに楽園と行った感じの島でした。冬のソナタファン以外の方でも充分楽しめる観光地!!ぜひ一度は行ってみてください。ナビ、本当に気に入ってしまいました。
あっという間に滞在時間が過ぎ、長承浦港に船が着きツアー終了。あまり長居すると、地獄の渋滞にはまってしまうということで、ナビ達はそそくさと釜山へ向かうことに。
ナビ母もこのように満足してくれて、ナビも一安心!!離れて暮らしているので、こんな時じゃないと親孝行できなかったので、今回は良い機会でした。でも、やっぱりこの冬のソナタにはまっているナビ母の姿を見ると少し切ない気持ちになるのはなぜでしょうか?でも、まーナビ母も喜んでくれているようなのでそれだけでも良かったです。皆さんも、ぜひ一度釜山から日帰りでも行ける外島へ行ってみてはいかがですか?冬のソナタの撮影地としてだけじゃなく、一つの観光地としても充分な場所です。以上、プサンナビのさっちゃんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-02-20

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