写真で見る慶州の桜~2006年編!

屋根のない博物館といわれる慶州は桜の宝庫でもあります!!町全体が桜色の季節到来♪

アンニョンハセヨ、ナビです。釜山から車で1時間強のところにある新羅の古都慶州。釜山から日帰りでも十分可能な観光地でもあり、新羅の歴史が詰まった歴史を感じることができる街としてしられていますよね?世界遺産や街のあちこちにある古墳などを観光するために慶州へ行くという方がほとんどだと思いますが、慶州にはもう一つの顔があるんです!それは、桜の街、慶州。高速道路を降りた瞬間から桜並木が並び、本当に驚くほど、どこを見ても桜!桜!桜!という感じで、こんなにいっぺんに桜をみることができる場所は日本でも数少ないんではないのかなー?!と思ってしまうほど。また、新羅の趣あるお寺や古墳なども、普段よりさらに桜が飾りとなり、一段とその景色が格別なものとして、旅の思い出の一ページに花を添えてくれるのではないでしょうか?ということで、4月9日の慶州の桜を写真でご紹介していきます。
長さ60キロ、2万5千本の桜乱舞
慶州は皆さんもご存知、歴史の街と知られ、国内はもちろんのこと、国外からも毎年たくさんの観光客が訪れる街。それに合わせ、観光客が宿泊できるホテルなどの建設や人工池などが作られ、その周辺に桜の木が植えられ始めたのがきっかけで、慶州の街=桜の街というふうに有名になっていったんだそうです。現在では約2万5千本、長さにして約60kmの桜が慶州に咲き乱れています。また、この桜の時期にあわせ、慶州では毎年、桜マラソンを開催し、今年は4/8の土曜に行われました。実はナビ、このマラソンを見学しつつ、慶州へ行く予定だったんです。でも高速道路すらも降りられないほどの渋滞に巻き込まれ、3キロ進むのに2時間近くかかってしまい、次の日に再度チャレンジしてやっと慶州にたどり着くことができたんです。この時期は桜を見に来る国内の旅行者で賑わい、一年を通しても、最大の観光客で賑わうんだとか。もし、この時期の週末に行かれる方は、朝方釜山を出発するか、前日に慶州入りして見学することをオススメしますよ。
<石窟庵(ソックラム)>
世界遺産の一つに数えられる石窟庵までは、仏国寺 を過ぎ、8キロほどの長いくねくね道を車で進んでいくんですが、この道も桜やレンギョウ、木蓮などを見ることができます。また、山の上の方に行くに従って、街全体の桜のピンク色が見えたりとまた違った桜の景色が楽しめるでしょう。体力に自信のある方なら、車を使わずに歩いて春の景色を楽しみながら石窟庵まで行かれてもいいかも知れませんね!
景色を楽しみながら自転車で向かう人の姿もチラホラ!
<仏国寺入り口付近>
歩道や公園風になっているここの場所は本当に山全体が桜!?というほどの数です。お弁当を持参して、花見を楽しむ方やあまりの観光客の多さに道路、駐車場が麻痺し、交通規制を行う警察官などの姿も。
<普門団地周辺>
人工池を回るようにして桜が植えてあり、近くで見るだけでなく、遠くで見ても桜の美しい淡いピンク色が素敵に見えます。自転車や4駆のカートなど乗り物をレンタルし、桜見学している方が多かったです。
<普門団地から慶州市内へ続く北川沿い>

市内バスを利用して仏国寺や普門団地へ行かれる方も通るコースがこちら。慶州市内を流れる北川沿いには綺麗に並んだ桜の木々が見れますよ。
今週(4/8週末)が満開といわれた慶州ですが、散り始めていました!慶州の桜を見たい!という方は早めに行かれるといいでしょう。
<瞻星台(チョムソンデ)付近>
東洋で一番最古の展望台といわれている瞻星台付近には、桜の木と菜の花畑が一緒に見渡せます。桜のピンクと菜の花の黄色の色がとっても鮮やかで、春の訪れを感じることができる絶好のスポット!!本当に見事な菜の花畑です。観光客の皆さんも菜の花をバックに記念撮影をされていましたよー。
慶州市内の桜ショットを一挙ご紹介!
慶州の街に入った瞬間からまた出て行くまで、桜の木が視界に入ってこないときはない!というほど桜、桜、桜だらけの慶州は、どこも桜ポイントと言ってもいいくらいでした。そんな慶州市内の桜を写真に収めてきたのでご覧下さい~。
いかがだったでしょうか?残念ながらナビが訪れた日は韓国全体が黄砂に覆われた日。お天気にも関わらず、どんよりとした白い靄がかかっていたので、せっかくの桜のピンク色も映えなかったんですが、桜の数の多さにはただただ驚くばかりでした。今年の慶州の桜はもう散り始めてきてしまっていますが、今週いっぱいはまだ間に合うのではないかと思いますよ!以上、ナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-04-12

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