桜の花でいっぱいになる古都慶州の花見どころ!!
アンニョンハセヨ、ナビです。釜山近郊の新羅の古都「慶州」まで足を伸ばして、釜山とセットで旅行される方が多いと思いますが、この時期に慶州を訪れた方、桜いっぱいの慶州の街をご覧になられたのではないでしょうか?韓国国内で桜が一番有名な鎮海(チネ)市ほどではないですが、慶州も桜の名所として国内ではよく知られていて、この桜の時期は外国からの観光客だけでなく地元韓国人もお弁当などを持ってお花見に行く場所なんです。歴史建造物や古墳など歴史の匂いが感じられる慶州ですが、そこに桜が加わることでより一層、素晴らしい景色を楽しめるこの時期の慶州はオススメです!早速、慶州の桜のスポットを写真と共に見て行きましょう。
慶州の桜
韓国国内最大の歴史の街として知られる新羅王朝の古都慶州(キョンジュ)は、屋根のない博物館といわれているほど、古墳や遺産が多く、国内はもちろん世界各国から人々が訪れる街です。それに合わせ、観光客が宿泊できるホテルなどの建設や人工池などが作られ、、その周辺に桜の木が植えられ始めたのがきっかけで、慶州の街=桜という図式が完成したんだそうです。現在では、約2万5千本、長さにして約60kmの桜が慶州に咲き乱れています。また、ここ近年では慶州の街中だけでなく、高速道路を下り市内に入ってくる国道や汽車の線路沿い、蔚山(ウルサン)や大邱(テグ)から続く国道沿いなどにも桜の木を植樹し、慶州に続く全ての道を桜並木にする運動が進められているんだそうです。
仏国寺の入り口付近
慶州で一番桜が咲いているところは、仏国寺の駐車場から入り口まで続く場所。ここはちょっとした公園のようなスペースになっていて、お弁当を持ち寄ってお花見を楽しんだり、記念撮影などしている人たちがたくさんいました。
仏国寺の中には1本の桜の木だけしかありませんでした。その代わりケナリ(朝鮮レンギョウ)がたくさん咲いていましたよ。
仏国寺の駐車場には観光バスがいっぱい!!春のこの時期が一番観光客が多いんだと、仏国寺の観光案内所の方がおっしゃっていました。
普門団地・普門池周辺
リゾート地として知られる普門団地には池の周りに特級ホテルが立ち並んでいますが、ホテルと池の間には、所狭しと桜の木が植えてあります。お散歩しながら桜を楽しんでみてください。また、普門団地にご宿泊の方はお部屋から桜もバッチリ見えるはずです。
自転車をレンタルしたり、子供用の乗り物に乗りながらの桜見物はいかがですか?
東海南部線沿い
釜山から汽車で慶州入りする場合に通る東海南部線沿いにも見事な桜並木を見ることができます。ナビもこの汽車に乗って慶州入りをしたんですが、本当にため息がでるほど美しい桜景色が見れましたよ!
普門団地から慶州の市街地に入ってくる川沿い(北川沿い)
市街地から普門団地へ続く道沿いを走る北川沿いにもたくさんの桜が咲いています。バスやタクシーでの移動の際もお見逃しなく桜見物してくださいね!
慶州の主な桜の名所
歴史の街という色が強い慶州ですが、春の季節には桜が咲いて慶州がピンク色に染まります。慶州に行くなら、この時期がオススメですよ~!観光案内所の方のお話では、毎年慶州の桜の時期は、4月の第1週から2週にかけて見ごろだそうです。今週末に慶州に行かれる方は、桜が満開なので、古墳、遺跡だけでなく、そちらもお楽しみください。以上、ナビがお送りしました。
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記事登録日:2005-04-15